Eno.432 シナイ

自主的流刑

いやはての海にいやさきの楽土があると聞き
身体は渇いた酒壺のごと幾夜も夢を見続けた……
いつしか路傍のかわらけとなってから気づく
昼の間にも安酒と乾酪に酔えば良かったと!



「『先生! この通りいい詩を読むためには
 酒と料理と心が必要みたいなので、
 しばらく旅に出ます!』
 ……と。これでよし」