Eno.627 金色の髪の青年"イルドゥン"

雲が舞う

ゴロゴロと転がって。
島の上にいた時の狂騒も減って。
いえ、減っているかは要審議ですね。

ふと、横を見たら、動いているうさぎさんが居て。
驚いてしまいました。そしたら、片菊さんが
「動かないうさぎを持っているの怖くね!?」と


そもそも生きているのが当たり前なのです。
完全に食べる為にすぐに色々してしまっていたので、
ペットにする発想が無く、

聞いたら成程、となりました。



不思議と、自分の世界が近い気配がするのです。
星空が見えるような、雲の中で見えないような。
青色に溶けた白色。

黒色の中に散りばめられた青色、赤色、白色。
煌めきとは一定のコントラストで
示されているのでしょうか。

潮風の感覚も透き通るような。

星空の海に、溶けていくような。
ですが、また会えるような。
いえ、これは願望です。

それぞれが、それぞれの向かうべき世界へ。
何処にでも向かって行けるのです。



……また、星が降る時に。