いつか、
僕はずっと、自分が歩む道の先が見えないと、そう感じていた。
親がそうなってほしいと願っているから。
ただそれだけで、僕の道の大枠は決められていて。
嫌なんじゃない。
必要だってわかってる。
けれど、何のためなのか、
どこに向かえばいいのか、ずっとわからないまま歩いていた。
でもさ、ようやくわかったんだ。
僕がこの道を歩いてきたのは、
お前と友だちになるためだったんだ、って。
へーきだよ、なんて強がって、ずっと笑っていた。
でもたまに、すごく寂しそうだった。
僕は、そんなお前がちゃんと心の底から笑えるように、
頑張るよ。頑張るからさ。
「絶対に、会いに行くから。
……だから、待っててくれよ」
そう呟いて、交換したお守りを、握りしめた。
大丈夫。これから歩むべき道は、もう見えているから。
いつか雨の学校で、また────