Eno.96 バイパー

宛先のない手紙

ジーランティスと呼ばれる区域を脱した君たちが生活する中で、必要にかられ世界間を移動することがあるかもしれない。
その時に必ず、ランドクルーズ社は候補に上がるだろう。

君たちが我が社を選び船に乗ったなら、その警備の中に一人の男がいるだろう。
酷く冷たい目をした怪物だ。

君たちをお客様と呼び事務的な対応をするその怪物は、君たちの知る男ではない。

だけど覚えていてほしい

その怪物はいつまでも、君たちのことを愛している。

いつか私が怪物でなくなったら、そのときにまた。
一人の人間として、話をしてほしい。

そのときまで。

ランドクルーズ社 エージェント・バイパー