無題
「これは……」
そろそろ帰り着くと連絡を受け、荷物を整理していたところポケットに入っていた巻き貝の貝殻を見つける。
何故こんなものが?と思い記憶を探ってみれば、確か夜伴に投げつけられたものだ。
とりあえずとポケットに入れてそのまま忘れていたらしい。
飾りとしてくらいしか価値のなさそうなそれを己が持っている意味はないように感じられたが、わざわざ急いで処分するようなものでもない。
「……」
無言で貝殻を見つめた後、もう一度ポケットに突っ込んで荷物整理の続きを始めた。
◇◇◇
――この小さな貝殻は帰り着いてからも捨てられることなく、殺風景な部屋に唯一のインテリアとして鎮座することになるのだった。
そろそろ帰り着くと連絡を受け、荷物を整理していたところポケットに入っていた巻き貝の貝殻を見つける。
何故こんなものが?と思い記憶を探ってみれば、確か夜伴に投げつけられたものだ。
とりあえずとポケットに入れてそのまま忘れていたらしい。
飾りとしてくらいしか価値のなさそうなそれを己が持っている意味はないように感じられたが、わざわざ急いで処分するようなものでもない。
「……」
無言で貝殻を見つめた後、もう一度ポケットに突っ込んで荷物整理の続きを始めた。
◇◇◇
――この小さな貝殻は帰り着いてからも捨てられることなく、殺風景な部屋に唯一のインテリアとして鎮座することになるのだった。