Eno.637 楠木・R・ルーシー

誰かに充てた手紙

──やぁ、これが届いてるかは不明だけど。一応形式上、ね?

そっちの調子はどうかな。私の方は、ぼちぼちって感じだ。擦り傷打撲ずる休み、頭痛、生理痛、サボりなんてオンパレード

不真面目だって?ぁっはっは、こんなヤニカス保険医なんてそれ位の方がちょうどいいんだよ

あの島で、あれだけ気を張り詰めてたのが異常だったのさ。これ位、力を抜いて仕事に当たれるのが一番平和なんだからさ

なんせ、怪我なんてしない方が良い。それに越した事は無いだろう?

これ位でちょうど良いんだよ。……けど、キミの方は大変なのかもしれないね

私は断念した道なんだ。きっと、まだまだこれから先も大変な事は続くだろう

────それでも、諦めるって事だけはしちゃいけないよ

医者が諦めた時点で、もうお終いなんだ。……なんて、耳タコかな?

良いだろう?これ位言わせてくれたってさ

────頑張りなよ、ティッキィ



追伸!それでもしっかり休みは取る事!体が資本だからね!それだけはキッチリするよーに!