Eno.226 ケリヨト

物語の終わり(真)

彼は元の世界へ戻ることは無かった。

全てを内包するこの海に、己の命を預けることにしたのだった。

この先、海が牙を剥いて己を飲み込むならそれも良い。もし生き長らえたなら、ここに飲み込まれる人のために尽くすことにしよう。

明るい夜には星を眺め、暗い夜には篝火を焚き、嵐にも負けず広い海を漂っていく。

最後に彼は一言だけ、呟いた。

ここで知り合った者たちに最大級の賛辞を。
願わくば、この命が尽き罪を灌ぎきった時にまた会おう。


【中の者より】
ご一緒して頂き有り難うございました。
短い間でしたが和気藹々とした空気のなかゲームを楽しくプレイすることができました。
縁がありましたら、またどこかで逢いましょう。