RECORD
Eno.307 ルカ&ファーディの記録
新人剣闘士
闘技者としての登録はすんなり終えることができた。
手続きの中で迷ったのは、登録名はどうするかということ。
相談して『ルカファーディ』という選手名に決めた。
おかしな感じだけど、嫌いじゃない。なんだか楽しい。
故郷のことすらほとんどわからない世間知らずの僕がここで暮らしていけるのかは、少しだけ不安だ。だけど。
「これから一緒に頑張ろう」
話しかける。そう、僕は一人ぼっちでここに来たわけじゃない。
それが嬉しくて心強くて、きっとどうにかなるという安心感が湧いてきた。
◆◆◆
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◆◆◆
宿泊所に来てみた。空き部屋を好きに使っていいらしい。
部屋を独り占め……二人占め? できるのはありがたいな。
…………。
物が無い。
作りつけの家具はあるんだけど、棚もクローゼットも空っぽだ。ただの眠れる物置感がすごい。
僕たちは私物をほとんど持って来なかったから当たり前なんだけど、
なんだろうこれ空き部屋と僕たちの部屋で一切変化がなさそうで困る。
なんなら僕たちの部屋を空いてると勘違いして誰かが住んじゃいそうで困る。
とりあえずネームプレートを入口の扉につけてもらって、鍵も受け取った。
これでいつの間にか追加のルームメイトが現れる心配はない。
「いつか自分たちの物を買って、自分たちだけの部屋に作り変えたいね」
でも私物より優先すべきものがある。
とにかく食べる物に困らない程度に稼がないといけない。
タダで扱いの許可が下りる剣を持って教官の元へ。
結果として僕たちは勝利を収め、闘技者として認められることができた。
お金ももらえた。……食べ物が買える!
実は自分で食べ物を買うのも初めてだから、なんだかわくわくする。
フードゾーンという場所ならなにか手に入りそう。ぜひあとで行ってみないとね。
手続きの中で迷ったのは、登録名はどうするかということ。
相談して『ルカファーディ』という選手名に決めた。
おかしな感じだけど、嫌いじゃない。なんだか楽しい。
故郷のことすらほとんどわからない世間知らずの僕がここで暮らしていけるのかは、少しだけ不安だ。だけど。
「これから一緒に頑張ろう」
話しかける。そう、僕は一人ぼっちでここに来たわけじゃない。
それが嬉しくて心強くて、きっとどうにかなるという安心感が湧いてきた。
◆◆◆
「さっきすれ違ったのは『新入り』だろうな、きょろきょろして分かりやすい奴だ」
「……あいつ、虚空に向かって喋ってなかったか? 頑張ろうとかなんとか……」
◆◆◆
宿泊所に来てみた。空き部屋を好きに使っていいらしい。
部屋を独り占め……二人占め? できるのはありがたいな。
…………。
物が無い。
作りつけの家具はあるんだけど、棚もクローゼットも空っぽだ。ただの眠れる物置感がすごい。
僕たちは私物をほとんど持って来なかったから当たり前なんだけど、
なんだろうこれ空き部屋と僕たちの部屋で一切変化がなさそうで困る。
なんなら僕たちの部屋を空いてると勘違いして誰かが住んじゃいそうで困る。
とりあえずネームプレートを入口の扉につけてもらって、鍵も受け取った。
これでいつの間にか追加のルームメイトが現れる心配はない。
「いつか自分たちの物を買って、自分たちだけの部屋に作り変えたいね」
でも私物より優先すべきものがある。
とにかく食べる物に困らない程度に稼がないといけない。
タダで扱いの許可が下りる剣を持って教官の元へ。
結果として僕たちは勝利を収め、闘技者として認められることができた。
お金ももらえた。……食べ物が買える!
実は自分で食べ物を買うのも初めてだから、なんだかわくわくする。
フードゾーンという場所ならなにか手に入りそう。ぜひあとで行ってみないとね。