RECORD

Eno.216 アヤト・キリシマの記録

暗影と黎明 2

『はぁ……はぁ……!
くっ……!』


『ククク……哀れだなァ?霧島文人……』



視界がぼやける。

ここは、どこだ。

目の前に居るのは、誰だ……?

身体が……思うように動かない。

『テメェはそこで見てなァ?
ツレがぺちゃんこになる瞬間をよォ……!』



ツレ……?

……その言葉が指す方に目を向ける。

そこには、おぼろげながらも、見慣れたあいつの姿が。

『シアーナ……!?
よ、よせ……そいつは関係ない……!』



『ククク……クハハハッ!』



大剣が、あいつに向かって、振り下ろされる。

やめてくれ……!

やめろ……!

やめろおおおおおおおおおッ!!



「はっ……?!」



起き上がると、そこは自室。

「……ゆ、夢……?
しかし、あの光景は……」



脳裏に残る、あまりに衝撃的な光景。
本当にこれは、ただの夢だったのだろうか……。

「もし、今のが予知夢の類なら……。
シアーナ……!」



彼女の無事を確認しに、部屋を出るのだった。



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「クク……結局は、お遊戯だなァ?
斬っても焼いても死にやしねェ。
これがモノマキア、ってかァ?」


「まァいい。しばらくは俺様の暇つぶしさせてもらうぜェ?」


「それが済んだら……?」


「テメェと遊んでやるよ、霧島文人ァ!
ククク……クハハハ……!」