RECORD

Eno.367 フィリア・バルナルスの記録

日記1

「あなたはもっと刺激的な場所に行ってみたくはないかしら?
 帰りのことは大丈夫。あなたが望むのなら、あなたはそこからどこへだって行けるもの」


怪しいと思いながらもそう誘ってきた女に興味が湧いて、後をついていった。
ここに来たのはたったそれだけのこと。まさか異世界に放り込まれるとは思っていなかった。
やることも行われることも、俺の世界とは殆ど大差はない。道楽のために戦い、快楽を得るために観戦する。俺達の世界の在り方と、この世界はよく似ていた。





大きく違うことを纏める。
・野性を持つ人間は、俺の世界くらいの話
・↑だから異形化した部分は原理が違うらしい
・武器を持って戦うことがルール違反ではないしガンガン戦う
・人間か弱い
・寿命がもしかしたら短い方?

フィリア
「あまりにも常識が違い過ぎて困る」



いや、そこまでは困ってはないけど。何でこれが些細な差異で済んでんだ???
ともあれ、今のところ大きな問題は起きていない。好戦的なやつが多いし、血の気が盛んなのはうちとは変わらない。むしろ実家のような安心感すらある。

ここでは武器の使い方を色々と学ぶことにしよう。
強くなるためには、あらゆる経験が必要だから。



強くなるために手段は選ばない。
使えるものは全て使う。あらゆるものを使って頂点を目指す。

それが、フィリア・バルナルスという人間だ。




――――――
■フィリアちゃんの交流した人の紹介コーナー

「テンタティブ。かなり話し込んだ。
 神様で、17万歳。身長がちっちぇことを気にしてる。
 『どっちの振る舞いでもいい』らしーからすっかり素のまま話すよーになっちまった」


「特に心配するよーなこともなし!
 気兼ねなくちょっかいかけれるダチとして関わらせてもらってるぜ。
 しかもめちゃくちゃつえ~の。たまに何でかフライパン持ってくっけどな」


あとめっちゃくちゃ奢ってくれる!!
 ビール3杯にポテトにワインにあと多分色々! 太っ腹~~~!!





「ハオウェン。ハオランっつぅアニキがいる。
 くっそ真面目でくっそストイックなんだけど、ちぃと思い込みも激しそーなんだよなぁ」


「ありゃ上手くいかなかったときに『こんなはずじゃ……』とか言うタイプだ。
 そんな感じの兆しが見えたら用注意、だな。アニキの方は一回手合わせした程度でなんも分かんねぇ」





「スフェーン。結構話した気がするな。
 普通の人間! って印象だ。
 多分かなり常識人と見ておいていいな」


「つーかマジで今の俺、
 自分がウサギの野性持ちだ~ってこと、なーんも証明できねぇのな。
 力使や誰でもわかる、みたいなもんだったからどーしたもんかねぇ」





「フィー! こいつもたっくさん奢ってもらった!
 飲み決闘仲間だ! マジで美味い酒が飲めるし飯が食える!」


ドラゴンっつーでっけぇ火属性っぽい爬虫類とかいるんだってよ。
 50メートル級とかロマンだよな~! 戦ってみてぇな~