RECORD
Eno.58 ミオリッツァの記録
おもしろいジョーク
ある日、熱心な異端審問官がやけに神の教えに通ずる悪魔を捕まえた。
悪魔は背が低く目は不気味な金色で、髪は骨のような白で、耳が異様に長かった。
熱心な異端審問官はそいつを引きずって、司祭の下へと突き出した。
ここで火炙りにするか、それとも教区長に突き出すか議論していると、
「いったい何の神の教えを覚えたらこんなことをするのだ」
とふいに悪魔が言った。
ふざけた悪魔だと熱心な異端審問官は暖炉から火掻き棒を持ってきて、それで打った。
それでもなお悪魔が反論するので、司祭は問答をしてやろうと悪魔の前に座った。
香を焚いて、必ず聖なる祈りを唱えてから司祭は言葉を発することで、悪魔を弱らせようとした。
「少し考えてみろ。神の教えの書にこんな悪魔の姿があったか?」
と悪魔は言った。
ははん、と司祭と熱心な異端審問官は笑って、燭台で悪魔を殴りつけた。
「オレの読んだ書には罰として赤熱化した火掻き棒を使うとか、燭台を使うとかなかったぞ」
とさらに悪魔は言った。
ははん、と司祭と熱心な異端審問官は笑って、今度は聖なる書の背表紙で殴りつけた。
なんと罰当たりなと悪魔が怒ると、司祭は笑いながら熱心な異端審問官に、
「このおかしな悪魔はどこで捕らえたんだ?」
と聞いた。
熱心な異端審問官は笑いながら、
「はい、修道院で捕らえました」
と返した。
司祭は驚いた様子で、
「修道院に忍び込むとはなんという悪辣な奴だろう。
修道院でこいつはなにをしていた?」
と聞くと、熱心な異端審問官は笑顔で答えた。
「修道院長をやって神学を教えていたんですよ」
司祭は白目をむいて気を失い、その場にぶっ倒れた。
悪魔は背が低く目は不気味な金色で、髪は骨のような白で、耳が異様に長かった。
熱心な異端審問官はそいつを引きずって、司祭の下へと突き出した。
ここで火炙りにするか、それとも教区長に突き出すか議論していると、
「いったい何の神の教えを覚えたらこんなことをするのだ」
とふいに悪魔が言った。
ふざけた悪魔だと熱心な異端審問官は暖炉から火掻き棒を持ってきて、それで打った。
それでもなお悪魔が反論するので、司祭は問答をしてやろうと悪魔の前に座った。
香を焚いて、必ず聖なる祈りを唱えてから司祭は言葉を発することで、悪魔を弱らせようとした。
「少し考えてみろ。神の教えの書にこんな悪魔の姿があったか?」
と悪魔は言った。
ははん、と司祭と熱心な異端審問官は笑って、燭台で悪魔を殴りつけた。
「オレの読んだ書には罰として赤熱化した火掻き棒を使うとか、燭台を使うとかなかったぞ」
とさらに悪魔は言った。
ははん、と司祭と熱心な異端審問官は笑って、今度は聖なる書の背表紙で殴りつけた。
なんと罰当たりなと悪魔が怒ると、司祭は笑いながら熱心な異端審問官に、
「このおかしな悪魔はどこで捕らえたんだ?」
と聞いた。
熱心な異端審問官は笑いながら、
「はい、修道院で捕らえました」
と返した。
司祭は驚いた様子で、
「修道院に忍び込むとはなんという悪辣な奴だろう。
修道院でこいつはなにをしていた?」
と聞くと、熱心な異端審問官は笑顔で答えた。
「修道院長をやって神学を教えていたんですよ」
司祭は白目をむいて気を失い、その場にぶっ倒れた。