RECORD
Eno.307 ルカ&ファーディの記録
で、結局魔法少女って何なんですか
「何なんだよ!?男なのか女なのか大人なのか子供なのか全ン然はっきりしねえ~!!」
『ええとね、調べてみたんだけど凄く定義が難しい概念みたいだよ』
「俺にもわかるように説明できっか?」
『……凄く雑に説明するとね。元々は魔法で困難を解決する女の子っていう感じだったんだけど、
似たようなスタイルのひともそう分類されていくようになって……』
「ああ」
『魔法の力できらびやかな女性ものの衣装を着て戦うひとは概ね魔法少女って呼ばれるようになったみたいだ』
「男もか」
『男もだね』
「じゃあ俺が例のマジックワンドで姿が変わったら魔法少女、でいいわけだ」
『ひとによって捉え方は違うだろうけど、完全な間違いじゃあない……と思うよ』
「まあワンドのライセンス持ってねェんだけどな」
『ところで……なりたいの? 魔法少女』
「ん~変身魔法を体験してみてぇってのはあんだよな。ルカはどう思う」
『……色々問題があると思う』
「ほーぉ。たとえば?」
『第一に僕が女の人の服が恥ずかしい』
「ああ、女装は恥ずかしいことなんだったか」
『第二に、ローブを脱いだら……体のあちこちに生えてる触手が露出するよね。それが僕にはちょっと……』
「ローブは駄目なのかよ、魔法少女」
『第三に……そもそも僕たちの肉体が変身能力で人間の形を保ってるんだよね?
そこに更に変身の魔力が加わったら……妙な混ざり方をして何が起こるかわからない気がする』
「……それは……何か変なことに、なるかもな……盲点だった」
『だから魔法少女気分を味わいたいなら、変身魔法じゃなくて衣装変化の魔法だけ使うのがいいだろうね』
「……ちぇー。ぱっと姿が変わる変身魔法がよかったのによ。
自前の変身、難しいわ疲れるわで面倒なんだよな」
『変身する体を使いこなせてるのが凄いよ。僕なんて人間の体を崩さないのがやっとなのに』
「まあそこは適材適所ってやつよ。ルカが慣れるまでは体の制御は俺に任しとけ!」
『うん、頼りにしてるよ。それにしても何だか妙に気合が入ってるね?』
「そりゃあ相棒の力になれンのは嬉しいことだからな」
『……そうだね。僕もそうだ。ありがとう、ファーディ』
『ええとね、調べてみたんだけど凄く定義が難しい概念みたいだよ』
「俺にもわかるように説明できっか?」
『……凄く雑に説明するとね。元々は魔法で困難を解決する女の子っていう感じだったんだけど、
似たようなスタイルのひともそう分類されていくようになって……』
「ああ」
『魔法の力できらびやかな女性ものの衣装を着て戦うひとは概ね魔法少女って呼ばれるようになったみたいだ』
「男もか」
『男もだね』
「じゃあ俺が例のマジックワンドで姿が変わったら魔法少女、でいいわけだ」
『ひとによって捉え方は違うだろうけど、完全な間違いじゃあない……と思うよ』
「まあワンドのライセンス持ってねェんだけどな」
『ところで……なりたいの? 魔法少女』
「ん~変身魔法を体験してみてぇってのはあんだよな。ルカはどう思う」
『……色々問題があると思う』
「ほーぉ。たとえば?」
『第一に僕が女の人の服が恥ずかしい』
「ああ、女装は恥ずかしいことなんだったか」
『第二に、ローブを脱いだら……体のあちこちに生えてる触手が露出するよね。それが僕にはちょっと……』
「ローブは駄目なのかよ、魔法少女」
『第三に……そもそも僕たちの肉体が変身能力で人間の形を保ってるんだよね?
そこに更に変身の魔力が加わったら……妙な混ざり方をして何が起こるかわからない気がする』
「……それは……何か変なことに、なるかもな……盲点だった」
『だから魔法少女気分を味わいたいなら、変身魔法じゃなくて衣装変化の魔法だけ使うのがいいだろうね』
「……ちぇー。ぱっと姿が変わる変身魔法がよかったのによ。
自前の変身、難しいわ疲れるわで面倒なんだよな」
『変身する体を使いこなせてるのが凄いよ。僕なんて人間の体を崩さないのがやっとなのに』
「まあそこは適材適所ってやつよ。ルカが慣れるまでは体の制御は俺に任しとけ!」
『うん、頼りにしてるよ。それにしても何だか妙に気合が入ってるね?』
「そりゃあ相棒の力になれンのは嬉しいことだからな」
『……そうだね。僕もそうだ。ありがとう、ファーディ』