RECORD

Eno.330 ユラカイト・イチヤの記録

別世界の闇にて 3








__“カタス”の中核部にて。










「ここにいた奴ら強うなってないかね?
 俺の拳がやや通りにくいのだが……」












両腕には緑に輝く鎖が。



背中からは菱形の棘が。



一つの水浅葱は、今や異形へと成り果てている。






…いや、正確には超獣クリーチャーの力を得た上での姿となっている。






ユーラカイト・イチヤは、かつてカイチを救った英雄であった。



その道のりは険しく、人間一人が成し得るものではなかった。






そのため、カイチに住まう超獣と協力を結び、その力を身に付けていった。