RECORD
Eno.307 ルカ&ファーディの記録
思い出の品
『ルカ、嬉しいか?』
「凄く嬉しいよ。こんなにいい物を貰えるなんて。
僕が早く死んでしまう時の備えのつもりでお願いしたけど、
これなら生きてる間でも見る度に心が軽くなりそうな心地がする。
ファーディも良かったね」
『あー……まあな』
「嬉しくないの?」
『……嬉しいけど喜んだらなんか負けたみてえで悔しい』
「ふふ。ファーディって時々素直じゃないよね」
『うるせー』
「……また一つ夢が叶って、良かった」
『夢?』
「屋敷にいた頃言ったじゃない。いつかお揃いの道具を何か持ちたいねって」
『言ってたな、そういや』
「この体にならなかったら、多分今頃病気で死んでた。
ファーディがいなくても、ただのモンスターになって『僕』は死んでた。
色んなひとに生かされて、夢を叶えて貰って……僕は今、幸せだよ」
『……そうか。ルカが幸せなら俺も幸せだ』
「ありがとう。でも、ファーディ自身の幸せを何か見つけたら遠慮せずに話してくれていいからね。恩返ししたいんだ」
『おう。ま、見つかったらな』
「欲を言えば、僕だけで体を制御できるようになって、もう一人分の体をどうにかして……
それぞれの体で時計を一つずつ持ちたいんだけどね……」
『……まあ、それはおいおい考えようぜ。今日はもう体を休めとけ』
「うん。……どうしよう、嬉しさで興奮して眠れないかも」
『じゃあ俺の能力で寝かせてやっから体貸せ』
「ありがとう、お願いするよ。おやすみ、ファーディ」
「……ルカが幸せか。俺が人間だったら、俺も眠れなかったかもしれねェな」
「凄く嬉しいよ。こんなにいい物を貰えるなんて。
僕が早く死んでしまう時の備えのつもりでお願いしたけど、
これなら生きてる間でも見る度に心が軽くなりそうな心地がする。
ファーディも良かったね」
『あー……まあな』
「嬉しくないの?」
『……嬉しいけど喜んだらなんか負けたみてえで悔しい』
「ふふ。ファーディって時々素直じゃないよね」
『うるせー』
「……また一つ夢が叶って、良かった」
『夢?』
「屋敷にいた頃言ったじゃない。いつかお揃いの道具を何か持ちたいねって」
『言ってたな、そういや』
「この体にならなかったら、多分今頃病気で死んでた。
ファーディがいなくても、ただのモンスターになって『僕』は死んでた。
色んなひとに生かされて、夢を叶えて貰って……僕は今、幸せだよ」
『……そうか。ルカが幸せなら俺も幸せだ』
「ありがとう。でも、ファーディ自身の幸せを何か見つけたら遠慮せずに話してくれていいからね。恩返ししたいんだ」
『おう。ま、見つかったらな』
「欲を言えば、僕だけで体を制御できるようになって、もう一人分の体をどうにかして……
それぞれの体で時計を一つずつ持ちたいんだけどね……」
『……まあ、それはおいおい考えようぜ。今日はもう体を休めとけ』
「うん。……どうしよう、嬉しさで興奮して眠れないかも」
『じゃあ俺の能力で寝かせてやっから体貸せ』
「ありがとう、お願いするよ。おやすみ、ファーディ」
「……ルカが幸せか。俺が人間だったら、俺も眠れなかったかもしれねェな」