RECORD
Eno.367 フィリア・バルナルスの記録
日記44
シオンに膝枕をして耳かきをしました

耳が弱い人間はあんなにぐずぐずになるんだなあ、という知見を得た。
最初の方はそれこそ、耳かきをされることに恐怖を覚えているから力んでいる、のかと思ったけれど。
くすぐったいだけだったらしい。
せり上がってくるものの吐き出し先がなくて、膝の上で震えてぎゅうと服の裾を掴んでいた。
潤んだ蒼色の瞳が可愛らしかった。
声を我慢して、それでも堪えきれなくなって吐き出された呻きがいじらしかった。
獣の本能が、マウントを取ろうとする本能が、疼いた。
この人は、こちらの施しで震えている。
自分の行為で弱さを晒して蕩けている。
どうしようもなく、愛おしくて、奥底がくすぐられる。
次やってあげるときは、もっと可愛い姿を見せてもらおうっと。

「なんだこのクソみたいな日記」
耳が弱い人間はあんなにぐずぐずになるんだなあ、という知見を得た。
最初の方はそれこそ、耳かきをされることに恐怖を覚えているから力んでいる、のかと思ったけれど。
くすぐったいだけだったらしい。
せり上がってくるものの吐き出し先がなくて、膝の上で震えてぎゅうと服の裾を掴んでいた。
潤んだ蒼色の瞳が可愛らしかった。
声を我慢して、それでも堪えきれなくなって吐き出された呻きがいじらしかった。
獣の本能が、マウントを取ろうとする本能が、疼いた。
この人は、こちらの施しで震えている。
自分の行為で弱さを晒して蕩けている。
どうしようもなく、愛おしくて、奥底がくすぐられる。
次やってあげるときは、もっと可愛い姿を見せてもらおうっと。