RECORD
Eno.220 モルドの記録







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二人の時間 14
「見て見て~。武器のマスターさん全員に
勝てたお祝いに、お友達がくれたんです~」
「あら、すごい……。細やかな装飾だわ」
「ね~。とんぼ玉、って言うものらしくて」
「へぇ、名前も素敵」
「僕の勲章なのです」
「私からも、おめでとう。お茶を淹れるわね」
「わ~い」
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「あの難しい挑戦を達成できたので、
協会に入れる実力も、ついてきたと思います!」
「…………ねぇ。本当に、いいの?
あそこは、あなたのご両親を……」
「……覚えてないからなぁ。
そんなに気にならなくて」
「あなたがいいなら、いいけれど……」
「安定した暮らしを目指すほうが重要ですから」
「……まぁ、そうね。先のことが、大事だわ」
「そういうことなのです!」
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なんか怪物とかを退治する人たちの協会
人々を守るため、吸血鬼やら何やらを狩ってきた組織。
今ではその武力はもっぱら害獣対策に活かされている。
危険な能力を残す怪物はもうほとんど残っていないが、
発覚した場合は人間とみなされず、きっちり狩られる。
歴史が長い組織で、待遇や給料のいい安定した勤め先。
モルドの両親
協会の目が届かない地域にふんわり住み着いていた吸血鬼。
子供が生まれたことをきっかけに諸々をちゃんとしようと
検査を受けたことで、血を吸った相手を眷属にできる力が
ギリギリ残っていたことが発覚。生存を許されず狩られた。
子供のほうは無害と判断され、すくすくと今を生きている。