RECORD

Eno.330 ユラカイト・イチヤの記録

刀の手入れ中

「さて、今日もしましょうかね」



男が椅子に座り、苗刀ナミカゼに一礼して鞘から抜き出す。



これら刀の手入れは、礼で始まって礼で終わる。
他の武器でももちろんそうであるが、手入れは頻度や具合によって性能が大きく変わる。
特に刀は、空気によって影響されやすいため、こまめに油をひく必要がある。


そうしていると、男が柄と刀身を分けたようだ。


まず古い油を取り除くため、紙で刀身を丁寧に拭き取る。
打粉をポンポンと打ち、それを紙で拭き取る。
その後、布に油を染み込ませ、刀身を拭いていく。

そうすれば、刀身を柄に戻し、鞘に納めてから一礼をする。



刀は三本あるから、あと二回これを繰り返す。
男にとっては造作もなく、時間をかけて物と向き合うことが好きなため、
特段心配などなかった。
大太刀八咫剣の点検も終わらせ、最後に打刀クサムラで仕上げるが










………












突如として浮かび上がった。






かつて未熟だった自分






そんな自分を支えてくれた人達






守るために散った仲間






刀で人々を守る教え子達










そして、今の自分の顔虚しい自分の顔__










これらが打刀クサムラの刀身に映っては消える。




幻だろうが、確かにそこにいるのだ。




かつて同じ時間を共にした、みんなが。




あぁ、壊れる。自分が  壊れる。



涙で、  何もみえない。


みんなが きえてしまう。

いや  いやだ。

いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
さってはいけないいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだい
やだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだい
やだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだい
やだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだい
やだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだい
やだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだい
みんなきえないでくれやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
しぬのはやめてくれいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
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いかないでくれいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいや
だいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいや
だいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいや
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だいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいや
だいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいや
おねがいだから…だいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
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