RECORD
Eno.18 マネス・ミダスの記録
金について:黒より
「アレについて語れというのか」
「別に構わんが」
「ゼェーレ老の次に、長く生きている不死者だ。
俺と同じくらいには、長い」
「……アレは、権能と呪いと魔法、その三つの要素が入り混じった、
"昏き黄金"という、一応の魔法に分類されるものを使う」
「あれは、俺のようにそもそも頑強が過ぎる肉体で魔法、
ゼェーレ老のようにバカげた魔力を持ち、魔術に精通していなければ、
あれに呑み込まれた時点で、もう黄金像の仲間入りだ」
「あれの毒を仕込まれたなら」
「少なくとも、俺にはゼェーレ老か……。
白髪の君に頼るしか思いつかん」
「……後でまた話す。
今は妻の料理が待っている」
「後でだ」
「別に構わんが」
「ゼェーレ老の次に、長く生きている不死者だ。
俺と同じくらいには、長い」
「……アレは、権能と呪いと魔法、その三つの要素が入り混じった、
"昏き黄金"という、一応の魔法に分類されるものを使う」
「あれは、俺のようにそもそも頑強が過ぎる肉体で魔法、
ゼェーレ老のようにバカげた魔力を持ち、魔術に精通していなければ、
あれに呑み込まれた時点で、もう黄金像の仲間入りだ」
「あれの毒を仕込まれたなら」
「少なくとも、俺にはゼェーレ老か……。
白髪の君に頼るしか思いつかん」
「……後でまた話す。
今は妻の料理が待っている」
「後でだ」