「私は戦いしか知らない。
　　　　剣奴として生きて、闘技場の土の上で死ぬんだと
　　　　　　　　そういう生き方をするのが当然なのだと思ってたのに」

●概要
とある国の剣奴達から生まれた女性。それ故ずっと闘技場で戦う日々を送ってきた。
ある時革命が勃発。奴隷が解放され、剣奴達も自由の身になった……が、生まれてからずっと戦う日々しか送っておらず、
さりとて華々しい活躍もない下級剣奴である彼女は軍からの誘いも、普通の職業の知識も持ってはいなかった。
奴隷となる前の職、剣奴から解放されたときのことを考えていた他の人と違い、彼女はくすぶり続けるしかなかった。

ある時、そんな彼女を見かねた革命軍の重鎮が特別に面談。
その重鎮はフラウィウスへのパイプを持っていたことで、ここでなら死ぬこと無く武勇をアピールでき、別の仕事にありつける可能性もあると提案。

職を手に入れることができるチャンスということと……
実際の所、戦いにしか自分に生きる場所はないと思っていたことから、この提案を二つ返事で請けフラウィウスの土を踏むのであった。


●パーソナルデータ
性別　　：女性
年齢　　：２４歳
身長　　：170.5cm
体重　　：65kg
体脂肪率：15％
得意武器：スピア
好きな事：戦うこと、鍛錬、食べること、卵、辛いもの、武器
嫌いな事：勉学、数学、甘いもの


●性格
一人称は「私」、二人称は「君」。さっぱりした性格だが、戦うことが大好きで負けず嫌い。
戦う事に執着しているが、一方でフレンドリーな面も備える。
話し相手、遊び相手にも気軽になってくれるだろう。
これは、明日をもしれぬ剣奴であった故に、享楽主義な面が育った結果である。


●戦術
闘技場の土の上で死ぬと考えていた割には、その戦法はポールウェポンのリーチの長さを生かしたやや防御寄りのもの。
大物食いをすることはなく、さりとて下位に負けることがほぼ無い。地味すぎる戦績から人気は薄かった。
一方幾度か危険な興行にも放り込まれているが、この生存性の高い戦術から今日まで生き延びてきた。
剣奴の子供が大人になるまで生き残る例はかなり珍しく、故に数少ないファンからは「幸運」「不死身」と呼ばれていた。
――もしかしたら、奴隷解放がなければ彼女はリングネームという"名前"を手に入れていたかもしれない。

なお、槍以外の武器にも精通しているためいろんな武器が集うフラウィウスの環境はかなり好みなようである。


●武器
ウィングドスピア／スピア
最も得意とする武器。軽量でリーチが長く、シンプルな見た目のポールウェポン。
刺さり過ぎを回避する突起が着いており、これが翼の用に見えることからウィングドスピアと呼ばれる。
19582はリーチと身軽さを生かした防御戦術を得意としている。
ほとんどの行動は地味だが、稀に使う跳躍して槍を投げる一撃は派手で高威力である。
ちなみに使ってる武器では唯一、自前で持ち込んだ武器。
剣闘試合モノマキア前に正式に申請している。

頑丈な斧槍／ハルバード
ショップで購入したハルバード。石突がない以外に特に特徴は見られない。
ただし非常に頑丈に作られており、石突が無くても問題なく、乱暴に扱える。
スピアに比べると攻撃的な武器で、ピックの片側性から奥義つぶしに使われる。

シミター／シャムシール
シミターはシャムシールの西洋での呼び名。特に特別なことはなく、ショップで購入したものである。
斧槍と違い頑丈とかそういうのもない。何の変哲もない西洋曲刀であう。
ハルバードと同じく攻撃的な武器だが、突然キックしてきたりもする。
無形キックを採用せず、純粋な読みあいに特化した型も存在。柔軟性に富む。

ウォーピック／ザグナル
片手で扱える戦闘用のピック。優秀な鎧通しだったという。
ザグナルと比べると無骨な作り。といっても耐久性や攻撃性能に変わりない。
元の世界でも一応は使える武器として用意されており、訓練も受けていたため使用している。

●注意事項
オールフリーです。