RECORD

Eno.640 金の男の記録

男は戦士であった。
男は商人であった。
男は旅人であった。

シマに流され、
怪しい店を開き、
様々な自分を自覚していた。
筋肉を愛するってのも勿論本当だ。
賑やかな頃の自分を思い出す。
良き仲間であった彼らを思い出す。

だが結局の所、男の本質は、
強欲な商人であり、
善良な旅人であり、
ろくでなしの戦士。
その3つの顔が、もはやない混ぜになった何かだ。


欲しいものは、全て欲しい。
不死者になってから、その性質は、濃くなった。