RECORD
Eno.76 ニアの記録
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(疑問を抱いたまま、ちいさな小包を受け取って扉が閉まれば
がさがさ…と何かを開いていく音がする)


(ぱたぱた、と一度離れる足音の後にあなたの瞳を持って戻って来る)





(視界が天井を向けば、子供が何やら動いてる物音
少しすると、また視界はくるりっと回って)





(しどろもどろになりながら見えない様に、宝石は伏せられた)
―穏やかな朝陽が降り注いでいる
「おとどけもの……
わたしにですか…?」
(疑問を抱いたまま、ちいさな小包を受け取って扉が閉まれば
がさがさ…と何かを開いていく音がする)

「……ぁ、ニアサマからです
えっと…はっぴぃ……はろう…いん…」

「なるほど…前にマイリーサマがしていたおまつりですね
おかしに……おしゃしんも…」
(ぱたぱた、と一度離れる足音の後にあなたの瞳を持って戻って来る)

「えっと…こうして……みえますかね…
この文字は……異世界のものでしょうか…きょんし…」

「はねるおばけ……こどものお化けなんでしょうか…
たくさんはねてたら、途中でつかれちゃいそうです…」

「ニアサマならいつも浮いてるのではねるのもとくいでしょうか…?
こんなかわいいおばけサマがくるなら、楽しいおまつりですね」

「…ぁ
おばけになったのはニアサマなのに、わたしがおかしもらってしまいましたね……」

「おまつりのお約束やぶっちゃいます…
…うーん……」
(視界が天井を向けば、子供が何やら動いてる物音
少しすると、また視界はくるりっと回って)

「えっと…これでどうでしょうか……」


「とりっくおあとりーと、です
おふとんのお化けというか…えっと……」

「……(やってから恥ずかしくなる子供」

「お、おかしありがとうございました…
えっと、きょっ…きょうは…プリムラサマに朝ごはんをふるまうよていなので、また…その…あの…」
(しどろもどろになりながら見えない様に、宝石は伏せられた)