RECORD

Eno.53 オルヴァン・フォンスの記録

砂浜の足跡

オルヴァン・フォンス
魔界侵攻計画・■■■の計画に参加。
元は某国の治安隊に属しているに人間であったが、治安隊は後に上記計画の為の組織設立の際に統合、マリス騎士団と名称や方針を一新し、メンバーを再編。
オルヴァンは団に残留し、継続して所属。此度の2つの計画の内、後者の計画に対する反発を抱く者を炙り出す事、そして表向きが防衛隊長官としてが彼の仕事となった。
なお、特別この計画に対して熱心な様子はないが、仕事に支障はない。優秀である。
家族構成は父・母・姉、皆存命。




「悪魔は皆魔界に行ったんじゃなかったのか!」
「ゲートだ、奴等は俺達と違って転移術を使えるだけの魔力量がある」
「っ……そんな相手に勝てるわけがない…一体相手に何人死んだ…オルヴァン、頼む……お前が1番権力もある…この計画を白紙に戻すように掛け合ってみてくれ…上手くいくわけがない」
「……1人で来たわけがない、奴等にとってこちらは恐らく活動し辛い地形だ。武器の手入れをしておけ」
「オルヴァン!!」
「…賽は投げられた。俺は仕事を全うするまでだ」
「間違ってると分かっていてもか!?俺達は神の尊厳を守る為に戦って、誇りある散り方をするんじゃない…ただの、数字になる為に死にに行くんだぞ…!」
「……反乱分子と思われたくなければ、その口をいい加減閉じる事だ」
「っ……お前、魔界侵攻も…あの計画も…賛同してるんだな」
「………どう思うかは自由だ」
「オルヴァン!!フロレーヌ王国は腐敗のせいであの悲劇が起きたんだぞ!王も、大臣も、国民も、首都は皆殺しになった!マリス騎士団はそうなってはいけない!」
「…………ご立派な志は、ここまで来てから叫ぶ事だ」
「オルヴァン!……オルヴァン……」
人々の目から見た彼は、任務に忠実な冷血漢であった。
部下には終ぞ彼の真意を悟られる事もなく、他の制服と違い黒い騎士服が喪に服す為のものであった事すらも。

「こんな事でしかお前達を守ってやれない」

「弱い男だと笑ってくれ」