■ Ino.14 なんだろうねこの島
体験版用の小さな島です。 想定人数：5人以下
STATS
3人 / 人数
体験版 / 難易度
スモール / 広さ
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
Eno.266:ワタナベは砂浜に罠を置いた！
薪を割る音、薪を割る音、薪をとにかく割っている。
砂浜で。
思ってた数倍無人島はやることが無い。
娯楽的な意味で。
中学生のワタナベにとっての娯楽というものは、ほとんどがスマホだとかテレビだとかに依存しており、この絶海の孤島では勿論どれも出来ない事だった。
生きるだけで手いっぱい、いや、そうでもないかも。
案外この島豊かだし。
「暑い～～～！！！！！」
叫ぶと体力を消耗する。本当に良くないが叫ばないとやってられないのだった。
「思えばなんで遭難したんだっけ……ていうか人居るよなこの島……」
ワタナベも薄々気付きつつあった、初日に見かけた島名、そして小屋、そして見かけたり見かけなかったりする人の探索した痕。
絶対に誰か居る……人か何かが……！！
「探してみるか……？い、いや、ほっといた方が良いのか……！？」
お腹が満たされているので釣り上げた魚で遊ぶねこの暇な時間。
岩場の水たまりに放ってはねこぱんちで跳ね上げ、徐々に弱ってきたところを水たまりに返す。また落ち着いた頃にぱんちされてもがくさかなはとてもかわいい。食べたい。かわいいねこの魚
「にゃ」
罠だ！ …と言ってもねこが掛かったわけではない、誰かが仕掛けられた罠を見つけただけだ。
何故そんなことが分かったかというと啼き声をあげる鳥が掛かっていたからであり、鳥は結構おいしそうであり、狩猟本能は刺激され、ねこは畜生だった。
「にゃーん♡」
罠をかけて見回りに来なかった誰かの代わりに、このとりはねこが捕獲してあげました。
レシピ通りに作ってみたが、……罠も窯も使い道が解らない。
どうやって使うんだろう。私料理は結構得意なんですけどね。
電子レンジとハンドブレンダーさえ使えればなあ。
作るだけ作って使えない設備を見て現実逃避しながら、
その辺で拾った木の実をもっしゃもっしゃ食べました。
雨が止んだのを見計らって少女が行動を開始する。
その動作はいかにもふらふらであった。
「ハアッハアッ、ぐううっ……」
美少女が出すべきではないような声がどんどん出てくる。
水の問題がある程度解決したと思ったら、今度は食料がない。
考えなくても当然だが水があっても食べなければ人間は死ぬ。
「どっ、どうしてこんな……
プリミ〇ィブテクノロジーみたいな真似を私がっ」
言いながら罠をこさえて窯も作る。
何か掛かってくれ。掛かって……捌くの？ 動物を？ 私が？
Eno.84:灰色の少女は森林で材料を組み立て、窯を建造した！
Eno.84:灰色の少女は森林に罠を置いた！
「小屋が立ったりしてたし悲鳴も聞こえてくるし何者かの気配を感じるのだねこの島に、ねこ以外の」
襲ってこないから敵ではないし、姿を隠しているのはきっとねこを恐れての事なのだろう。ねこはつよいので。
餌場も重なっていないみたいだからねことしては争う理由も探す理由もない。ねこは生存に困っていない。
ただね、この島に流されてから人間に背中を撫でさせられないのだけは少し不便だなと感じながら小屋の床に背中を擦り付けた
「ふはー！ ねこは満たされました。猫といえばさかな、これはもう食べられるために生まれてきたようなグッドテイストだねこの魚」
ポイと骨をその辺に捨てて転がるねこ
Eno.67:小桧山 ねこは焼いた大魚を食べた！ボリューミーな身が空腹を満たす……！
「いややってる場合かい」
何やってるんだ？
Eno.266:ワタナベはお風呂にアヒルを浮かべました。🐤
「この島カメラ落ちすぎじゃね！？」
3個のカメラと共に居る。
カメラ、マジで多い。観光客でも野垂れ死んでいたのか。
「ぶゲホッッ！！？」
間違えて泥水まで飲んでしまった。
普通に体調が崩れた。
Eno.84:灰色の少女は泥水を飲んだ。体調が悪くなるのを感じる……
Eno.84:灰色の少女は真水を飲んだ。喉が潤うのを感じる……！
Eno.84:灰色の少女は真水を飲んだ。喉が潤うのを感じる……！
Eno.84:灰色の少女は真水を飲んだ。喉が潤うのを感じる……！
「ハアッハアッハアッ……」
息も絶え絶えといった様子で何やら器具を用意して火を起こしている。
手紙の製造レシピにあった、蒸留器。これで真水が得られる、はずだ。
……既に喉の渇きは限界だった。具体的には0 / WATERとか表示されている。
一刻も早く水を飲まねばならない。
それも一杯や二杯ではない……全部だ。
叫び声が聞こえた気がした。
近くに動物がいるのかもしれないねこの島に来てからサメしか見てないけど。
もしかしたら叫ぶサメかもしれないと顔を上げたねこは窓から外を眺め、雨が続いているのを確認したねこは欠伸をしながら毛づくろいに戻った
（ふんす）
ねこは満足げに小屋を眺めると、バリバリと最近研げてなかった爪を研いだ。
Eno.67:小桧山 ねこは岩場で材料を組み立て、小屋を建てた！