Eno.168 海辺 夜流 - シマナガサレ

■ Eno.168 海辺 夜流

「おなか、すいた~……」

STATUS

100 / LIFE

脱出 / STATE

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PROFILE

享年14歳。当時陸上部だった彼女は浜辺での走り込みをしている最中、
波の流れに足を取られてしまい、そのまま帰らぬ人となった……。

およそ5年を経た今では、存分に幽霊ライフを満喫している。



仏教の世界では、死者は線香の香りを食すと考えられているらしい。
でもそんなものじゃ物足りないと思った彼女は、
現世(うつしよ)のしがらみが絶たれた身なのをいいことに
海を隔てた色んなところに出ては、近くで取れる食べ物を焼いた。
焼くだけにとどまらず、煮たりもした。美味しい。

飽くなき食への探求心が、当分自分を成仏させそうもない。



・モノに干渉できる。いわゆるポルターガイスト現象だ。
・応用で他人に電話もかけられるが、いつも非通知になる。
・応用で他人と触れ合ったりすることも出来る。
・彼女が近くにいる時、ラップ音の代わりによく腹の音がなる。
・海難事故の霊なので、海辺から遠く離れられない。
・海難事故の霊なので、塩に耐性がある。
・不透明度を32%~95%の範囲で変えられる。
・鏡に映らない。写真にはうっすら写るので、自撮りは出来る。
・人をびっくりさせるのは楽しいが、幽霊やホラーは苦手。
・憑りついたりすることも少し出来るが、難しいらしい。

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