Eno.39 NAS調査隊 - シマナガサレ

■ Eno.39 NAS調査隊

「なんか連れられて調査に来まし…遭難したー!?」

STATUS

100 / LIFE

脱出 / STATE

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PROFILE

どこでも出てくるナス型ロボ、NAS。
今回はベジロイドのオニール達に頼まれてとある無人島での生活環境実験を行う予定でした…が。
運悪く通信困難エリアに阻まれ、しばらく母艦との通信が取れない状態になってしまいました。

「…まあでも最悪でもナスとマッシュさんだけだから、水がなくてもだし、食料が燃料に変えられないだけかな。安心安し…」
「ちょっと うごけなく なるだけ ですね」
そうして呑気に構えるNASの背負い鞄から、聞き覚えのある鳴き声が。

「ドラ~」

NASのご主人であるソフィアの家から、小さな人参のようなマンドラゴラが1匹付いて来てしまったのでした。

「うそでしょ!?勝手に来ちゃ駄目ーーーーーーーーー!?」
「…おみず ひつように なりました ね?」
「これは真面目に頑張らなくちゃ駄目な予感!」

こうしてNASは真面目にサバイバル生活を行うことを決意したのです。

-NAS
正式名称Navigation Assistant System、略してナス。
色々な地を旅する冒険者アンドロイド、またはゴーレム。
機体はアダマンタイト製、どこかの神様の手が入っており、AIは人間とそんなに変わらず食料を燃料変換可能、成分分析による疑似味覚持ち。
つまり食事が出来るということである。
ちなみに好物はお菓子。本人も主に製菓が得意で、他の調理もちょっと出来る。

-マッシュ
機体はNASと大体同じ、卵料理をこよなく愛するきのこ型ロボット。
たどたどしいが人語も喋れるので意思疎通の面では安心。

-人参型マンドラゴラ
どこかの空島から連れ出された魔法植物で、今は普通のマンドラゴラ種としてNASの主人の家で飼われている。
歩行と簡単な活動が可能。普段はNASの背負い鞄にいる。

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