Eno.10 エリオ・エリキサ

■ エリオ・エリキサ 無人島生活の記 その5 飲み水の確保

タライは相変わらず見つからなかったけれど、代わりにドラム缶が手に入った。
海水を貯めて沸かせられればいいから、これでも蒸留器は作れるぞ。
ボクは無事に海水から飲み水を作ることができた!
飲んでて泣きそうになっちゃう……ただのお水をこんなにおいしく感じるなんて……

少し休んでたら今度は雨が降りだしたので、お水を溜めながらテントの中に引っ込む。
食べるものは持ってるから止むのを待っても大丈夫だけど、あまり長く降り続きませんように。

今日の晩御飯は……サメのステーキ!
砂浜歩いてたらサメが転がってたんだもの、びっくりしちゃった……
臭みはあるけどそんなの気にならないくらい食べでがあった。
もうお腹いっぱいになっちゃった……今夜はちゃんと眠れそう。

意外とうまくやれてるじゃないか、ボク……いや、ボクたち、かな。
明日もこんな調子で行けますように。