Eno.105 杠流流

■ ひとはさんへ 4

無人島に流されて1日経ちました。
この島は、みんなで協力しないと生き残れない島みたいです。

今日は雨が降ったので、プラ材に雨水をためて、それを濾過してお水をゲットしました。
浜辺と、森林と、岩場があって、それぞれ手に入れられるものが違うみたいです。
私は力を活かして森林で木材を取ることにしました。

浜辺にいる、ひとはさんより背が高そうな……マミさんっていう、えーっと、ヒールを履いたオネエさんが、木材を水と伐採斧と交換してくれました。
凄くありがたかったです。

資源がカツカツで、そういう厳しさはありますけど
みんな親切で、穏やかで、……今夜はよく眠れちゃいそうな気がします。
フジミさんももちろん、元気です。