RECORD
Eno.52 三ケ田よすがの記録
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よすがは定期的に、神秘管理局監督のもと、
診断を受けることを義務付けられている。
内容は、健康診断とカウンセリング、
そしてよすがの神秘にまつわる検査。
この神秘の検査があるため、この診断は管理局の預かりとなる。
と、人気のない廊下をひとり移動しながら、
まるで誰か居るかのように語り掛ける。



ある日のこと
「……では、失礼しますねぇ」
ばたん。部屋からちっこいのが出てくる。
はぁ、と若干お疲れ気味の様子で、廊下を歩いていく。
よすがは定期的に、神秘管理局監督のもと、
診断を受けることを義務付けられている。
内容は、健康診断とカウンセリング、
そしてよすがの神秘にまつわる検査。
この神秘の検査があるため、この診断は管理局の預かりとなる。

よすが
「なんて、大げさに言ってくれますが、
結局みなさん、ケータさんに首ったけなだけですからねぇ」
まるで誰か居るかのように語り掛ける。

よすが
「……お小言は不要ですよぉ。
わたしだっていつまでも子供ではありませんから。
あの時、あなたにすがらなければ、
わたしは死んでたのは事実ですからねぇ」

よすが
「……せっかくの拾った命、
後悔だけは残らないように、うまく使いますよぉ」

よすが
「それが、
『示し』の契約者の役目だってことくらい、わかってますから」
