RECORD

Eno.159 黒燿 璣翆の記録

02

昔から何かに憧れて、変化を望んで。
ほんの少しだけもがいてみて諦める。
たったそれだけの繰り返し。

誰にも何も影響を与えないし、居ても居なくても同じ。
替えがきく背景で、替えがきく歯車。
多分死ぬまでずっとそうなんだろうなとぼんやり思う。

アザーサイドに迷い込んで、神秘に触れて。
その後だってなんにも変わらないのだ。
だってそれは私だけじゃない有象無象の中のひとりでしかない

誰かを助ける力になれる訳でもないし、誰かに守られる日常の象徴にもなれないし。
こうやって、変化や劇的なドラマを他人に委ねてる時点で変わることなんてできないんだろうな。