RECORD

Eno.276 秦 秋葉の記録

【夜の帳】⇚この文字かっこいい

夜の街に、派手な白髪の女が立つ。
時間帯は深夜。子供はとっくに歩道される時間。
朝には明るく、昼では空腹、夜は退屈。

大人びた化粧に体のラインを出すような服。
昼間と打って変わって静かに、淡々とスマホに指を滑らせる。
待ち合わせの時間まであと少し。…”少しだけ”悪い遊び相手をまつ



まった?と声が聞こえたフリがして顔を上げる。
普段はニコニコと笑う細められた瞳が開く。…青い空みたいに澄んでいる。
そう今はあっていない両親に言われた瞳。
昔の自慢で、今は一等嫌いな瞳。

待ってないよ、なんて相手に媚びる様に笑って。体を摺り寄せる。
夜は、退屈だから。少しでも忘れるために。






ーーーー…腹の空腹がきゅうっと鳴った、気がした。


















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「いや、ナニよ。此処からサキは何もネーヨ。」



「いやネェって!!!!今日あった事は、知らんイケメンの買った肉まんを小学生の美少女と一緒にうば、奪ってねぇナ!
小学生幼女が腹ぁすかせたワタシの事慰めて、肉まん持った男が来たから勢いで奪っただけだし。」



「その後にバイトメンバーにばれて追いかけまわされたダケね!??!
え、これで良いの!!ねぇ!かっこいいメモリー残そうとしたのに!!もう!!
バカじゃネーの!!!」





うわーーーん!
瞬間土下座マシーンはその場から逃げ出した。