RECORD

Eno.467 坪木 美守の記録

「部活は視察部とありますが」

 








・・・



「部活は視察部とありますが?」


「はい。視察部です。」




「視察部とはどんな活動をするのですか?」


「視察です。」



《視察》……ですか?」


「はい。視察です。普段見れない裏側とかを視察します。」




《裏側》を、ですか?」


「お店とかの裏側見せてもらうの楽しくないですか?」






「勝手に裏側へ入ってはいけません」


「はい」


「ちゃんと許可を取ってください」


「はい」





「・・・。
あなたが先日迷い込んだのは、《裏世界》、アザーサイドと呼ばれるところです。」


聞き方を変えましょう。
あなたのこれまでの《視察》活動で、《裏世界》あるいは《怪異》などを見たことはありますか?」


「・・・この前が初めてです」


「分かりました。」






「・・・。
すでに説明のあったとおり、
《神秘》あるいは《裏世界》の存在は、一般の方に対しては厳重に秘匿されています。」


「神秘管理局が主に対応していますが、
表立って神秘や裏世界を探ったり、それらを一般に広めようとする活動は、厳しく摘発されるのです。」



「先日の一件で、あなたはすでに神秘を知った者。

神秘を知られることはあなた自身だけでなく、この世界にとってもリスクとなるのです。」


「あなたの活動に関して言えば」


「表世界のお店や品物を見たり紹介したりする分には問題ありませんが
《裏側》、つまりアザーサイドを探っているとみなされますと、
あなたを《保護・・・、いえ、
くれぐれも目立ちすぎることのないよう、重々ご注意いただけますよう、よろしくお願いいたします」









・・・







・・・










「・・・」













スイスイ.....
『今日は神秘管理局にしさ























・・・・・・




「・・・・・・・はっ」




「・・・ゆ、ゆめ・・・?
どこからどこまで・・・・・・」