RECORD

Eno.34 笛理 彗昴海の記録

二人ぼっち

ほぼ、全てを話してきた。
貴方は信頼に足る。少なくとも、貴方が広めることはまず無いだろう。
後悔はない。いや、むしろ感謝せねばならない。心のわだかまりが、少し楽になった。

それはそれとして、最近になってようやく気付いた。考えてみれば当然の事だった。
神秘を察知することができる人や怪奇。そういった存在には、"秘密"は容易くバレる。
困ったことに、対策など練れるようなものじゃない。
神秘が広がることが、神秘を弱めることに繋がるなら、
少なくとも、知られる人数は最小にしなければならない。
罪悪感は、ないわけで…は…



どくん。

スマホを落としたがたん

「がはっ…は、ぐ……あ……はぁ…はぁ…


また、これか。最近、酷く多い気がする。