RECORD
Eno.625 綴喜 了然の記録













無題
「まずは……ご入学おめでとうございます。
了然さん、海泥さん」
「束都は自由な校風が売り。
きっとこれからいろいろなことに触れる機会ができるでしょう」
「とはいえ新生活は慣れないこともたくさんありますでしょうから…
困ったことがあれば、何でも相談してくださいね」

「ありがとうございます。縫目さん
何かあれば、お言葉に甘えて頼りにさせていただきます」

「ありがとうございまあす。
今度、お店にもまた遊びにいきますね~」
「はい、よろしい。
それでは……」
「今から聞くことには、本当のことだけを答えてください。」
「以前お聞きした時からこれまでに、なにか変わったことや、
また、『北摩テクノポリス対神秘学術技能規則』に反することを行ったり、
行おうと考えたことはありますか?」

「ありません。
夢は相変わらず見ますが、内容は提出した通りです」

「ありませ~ん!
悪いことなんてしないよぉ」
「…………」
「はい、おふたりとも問題ありません。
飽くまで形式的なものですから、ご理解くださいね」
「それでは────」