RECORD

Eno.61 狩野 蛍吾の記録

尊厳


僕は僕の尊厳を守るためにいまの生活を選んだ。

でも。もし。

時任のいうことを聞いて、その援助を受けていたら。

ファミレスでもカフェでもどこでも、お金のこととか気にせずみんなと遊んだり勉強したり。
タマガイくんグッズだって、みんなと合わせてシャツや帽子を買えたのかもしれない。


こんなことを考えてしまう、自分が嫌だ。


どうして。
僕も連れて行ってくれなかったんだ……