RECORD
Eno.712 茅鳴 ほみの記録
茅鳴直生の日誌 #4
ほみは着々と交友関係を深めているらしい。
仲良くなった人間とSurfのやりとりをするのを指導させられている。
そして行く先々でもらっただの買っただのする食べ物も食わされている。
チョコミントのフラッペは人を選ぶから止めろと言った(もらった手前ちゃんと飲んだ)。コーヒーゼリーは好みの味だった。
パンはほみが4つくらい食っていた。いきなりさわやかの土産はなかった。
いつ見ても、こいつはあの笑顔を崩しやしない。
それを薄気味悪いと思うのは、中身が怪奇だと知るからなのか。

「『あっち』には戻っていないのか?」と聞く。


怖くないわけがない。ないが。
正直に話すと、今のこの状況が説明がつかない。
怪物に名前をつけ、人の姿を学習させ、一つ屋根の下で共に暮らし、飯を食わされる。
まるで家族のように。
だから、「怖くない」と嘘をついた。
決して、ほみが傷つくからと思ってのことではない。
仲良くなった人間とSurfのやりとりをするのを指導させられている。
そして行く先々でもらっただの買っただのする食べ物も食わされている。
チョコミントのフラッペは人を選ぶから止めろと言った(もらった手前ちゃんと飲んだ)。コーヒーゼリーは好みの味だった。
パンはほみが4つくらい食っていた。いきなりさわやかの土産はなかった。
いつ見ても、こいつはあの笑顔を崩しやしない。
それを薄気味悪いと思うのは、中身が怪奇だと知るからなのか。
「ほみ、毎日楽しいよ!
いろんなひとに会ったり おみせに行ったり。
たくさんひとがいて みんな思い思いにすごしていて
とかいに出てきて 飽きないというかんじ」
「『あっち』には戻っていないのか?」と聞く。
「ときどき 行ってるよ。
立ってただけなのに こわがられたりしました」
「先生は ほみのことこわくないよね?」
怖くないわけがない。ないが。
正直に話すと、今のこの状況が説明がつかない。
怪物に名前をつけ、人の姿を学習させ、一つ屋根の下で共に暮らし、飯を食わされる。
まるで家族のように。
だから、「怖くない」と嘘をついた。
決して、ほみが傷つくからと思ってのことではない。