RECORD

Eno.232 月影誠の記録

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学校は変わりない。
強いていうならシキが珍しく来ていて、カナタも居たので
サボり三銃士が揃うかどうかとざわ……ってなった。
そこから京が来るかどうかの賭けをした。来なかった。勝った。

夜は植物学雑論の講義を覗きに行った。
今回は紅茶やコーヒー、チョコレートの話だった。
自然の生物や植物にはそれなりに詳しいが、食品や園芸種には疎いので新鮮だった。
そういえばそろそろドクダミの季節だったっけ。
またどこかに探しに行くか。


そういえば。お小遣い稼ぎができるようになった。
今は簡単な調査や手伝いしかないが、その内戦闘が関与する依頼も受けることができるのだろう。
今までアザーサイドコロニストの巡視部にいたので戦力にはなるはずだ。
ネム先輩のように戦い慣れている人も多いだろうから、遅れは取らないように。

……戦いたい。
早く、戦いたい。
早く命がけの死闘がやりたい。
命を奪って踏みにじって美しい生を散らしたい。
バラバラにしてぐちゃぐちゃにして害となる存在に制裁を下して食いちぎってやりたい。


「―― やっと、」


「やっと、狩りができる」