RECORD

Eno.46 篠目 樹の記録

Opening

北摩テクノポリス・某所

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「樹、此方に来てから不自由は無いか?」


「何急に、今のところ旨い飯屋何処だろ、ぐらいの悩みしか無いけど」


「そうか……なら良いが……」


「………」


「………」


「親父さん……んな心配そうにしなくても大丈夫だって」


「しかし……此方の都合で連れてきたのは事実だしな」


「神秘やら監理局やらの何があるんでしょ?それに親父さんには色々世話になってるし」


「今んとこ滅茶苦茶充実した生活送らせて貰ってるよ、だから心配要らないって」


「……いや、まあ、俺の方が良いんだが……お前の養母さんから『ちゃんと友達が出来ているか心配』、だとメッセージが」


「は!?マザーから!?マジ!?」


「マジだ……友達、居るか……?」


「………」


「………良い感じに誤魔化しておく、頑張れよ」


「ありがとう、親父さん……」



───

「ダチ、作らねぇとな……」