RECORD

Eno.327 六角 しよりの記録

とある人物の独り言

「『七つ前は神の内』という言葉がある。君も聞いたことがあるだろう?とある民俗学者が言ったことわざ」
「『数えどし七歳未満の子どもは神に属する存在で、わがままや非礼があっても責任は問われない。』まぁ、昔は弱いものが死にやすい時代だ。いつ神の元に戻るか分からない」

「ある意味では依り代だよ。七歳までの子どもって」

「あぁ、七と言えば縁起がいいとされいるよね。日本人は七が好きだと思う」
「パチンコ、スロット……いやこれは違うか、人によるか」
「七色、七罪、七つ道具、春の七草、七宝……」

「七不思議」

「だいたいはあるよね、七不思議」
「でも地元にある学校はなかったんだよね七不思議みたいなの」

「今?今は……」
「七つではないな、六つ」

「あと一つないんだよね」

「……七不思議って全部知ると何か起こるってあるじゃん。そうそう、死ぬとかそういうやつ」
「この出来損ないの噂話の最後のひとつが出来たら、どうなるんだろうね」

「なんて。忘れてくれ」

「数字といえば鏡数字ってあるじゃん。左右対象になるやつ」
「1001とか。風水でよく使われるやつ」

「鏡……三種の神器のひとつでもあるよね」
「跳ね返す……映す……」

「オカルトに使えそうだなぁって思っただけさ」