RECORD
Eno.468 月澪 銀の記録
表の技術
学生生活を満喫していると呼び出しがかかる。
いよいよ本格的に調査とやらがスタートするとのことで、無遠慮に依頼を出されてくる。
「ここまで放置して、金の無心にも無視を決め込んでたのに自分らの都合でよくもまぁここまでこき使ってくれるものだなぁ……」
とぶつくさいいながら、裏世界の各地を回っていく。
しろい物体。「とり」とか「とうふ」とか呼ばれているそれは、こちらではありふれた怪奇であり、特に珍しいものでもないが、表からすればそういったものの肉を解析していくことが大事なのだろう。
しかし解析しても解析しても、ずっと居続けるというわけだから、こいつらの神秘強度も相当なものなのだろう。ずっと前から知っていても何もわからないから……。
表世界の人間も協力者としている以上、あまり自分の神秘を晒すことも憚られるため、彼らが用意しているシステムを利用させてもらうことにした。
「前衛、目と耳閉じて!」
そう叫ぶとフラッシュバンを投げつけて怪奇の隙を作ると、前で受け持っている武装した人達が突撃していく。即席であっても、この程度の動きは、備えていた人達には息をするよう合わせてくるので楽だ。
表の人間の開発したシステムは合理的で体系的に学ぶことができる。出自もはっきりしない、動力も原理も、法則も無視する「神秘」とは全く違う。
「さて、これからどうなることやら……」
いよいよ本格的に調査とやらがスタートするとのことで、無遠慮に依頼を出されてくる。
「ここまで放置して、金の無心にも無視を決め込んでたのに自分らの都合でよくもまぁここまでこき使ってくれるものだなぁ……」
とぶつくさいいながら、裏世界の各地を回っていく。
しろい物体。「とり」とか「とうふ」とか呼ばれているそれは、こちらではありふれた怪奇であり、特に珍しいものでもないが、表からすればそういったものの肉を解析していくことが大事なのだろう。
しかし解析しても解析しても、ずっと居続けるというわけだから、こいつらの神秘強度も相当なものなのだろう。ずっと前から知っていても何もわからないから……。
表世界の人間も協力者としている以上、あまり自分の神秘を晒すことも憚られるため、彼らが用意しているシステムを利用させてもらうことにした。
「前衛、目と耳閉じて!」
そう叫ぶとフラッシュバンを投げつけて怪奇の隙を作ると、前で受け持っている武装した人達が突撃していく。即席であっても、この程度の動きは、備えていた人達には息をするよう合わせてくるので楽だ。
表の人間の開発したシステムは合理的で体系的に学ぶことができる。出自もはっきりしない、動力も原理も、法則も無視する「神秘」とは全く違う。
「さて、これからどうなることやら……」