RECORD

Eno.186 舞坂直哉の記録

「紙飛行機を作って飛ばそう!」実習レポート

実習日:2025/05/2x
名前:芽尾 寧子
担当教員:舞坂直哉
実習名:紙飛行機を作って飛ばそう!


・実験の目的
より長く、より遠くに飛ぶ機体を作ること。


・実験方法
1.実習日までに配布されたケント紙とボンドで工作して紙飛行機を作る。
2.公平のため、投げて飛ばすのではなくゴムのちからを利用して紙飛行機を飛ばす。
3.滞空時間と飛行距離を記録する。
※怪我をしないように安全に配慮する!


・結果
滞空時間:45秒
飛行距離:120メートル


・考察
紙飛行機の作成にあたり、複数の紙飛行機愛好家のWebサイトや資料を調査した結果、飛行には以下の4つの力が関係していることがわかった。

1.揚力:翼に当たる空気によって生まれ、機体を持ち上げる力
2.重力:紙の重さによって機体を下に引く力
3.推力:今回は輪ゴムによって与えられた前方への力
4.抗力:空気による抵抗で、飛行を妨げる力
これらの力がバランスよく働くことで、はじめて機体は安定して飛行することができる。

以上のことから、機首にボンドを多く塗って補強しつつ、全体の重心が機体中央よりやや前に来るように調整し、尾翼と主翼の角度を微調整した。
試行回数が1回だったので正確なデータとは呼べないかもしれないが、推測していたことが実を結び、十分満足のいく結果になった。


・まとめ(結論・反省)
機体の形や重心の調整によって、紙飛行機の飛び方が劇的に変わることを実感できた。
特に、輪ゴムの力が強いため、機体にしっかりとした構造的強度が求められた。

旋回して戻ってくる機体や、まるで弾丸のように飛んでいく機体を見ていると、それらの飛び方は、先に述べた四つの力のうちどれかが強すぎるか、あるいは足りないか。
そんなバランスの崩れによるものなのだと強く実感した。
なにか一つの性能が突出していれば良いのではなく、すべての要素が適切に釣り合ってこそ、本当に安定してよく飛ぶ紙飛行機が完成するのだという発見があった。

いま私たちが日常的に利用している旅客機も、この実習で扱った仕組みをそのまま巨大なスケールに置き換えたものなのだと考えると、空を飛ぶという行為がいかに緻密な力のバランスの上に成り立っているのかを改めて感じた。
どれほどの空気の力を受け、どれほどの重量を浮かせ、どれほどの安全性を保っているのか。
想像するだけで気が遠くなるが、そこに詰め込まれた多くの人の知恵と努力に、自然と強い敬意を抱くようになった。