RECORD

Eno.1469 風雷 透真の記録

目的の再確認

状況整理の為、記録をここに残す。
故郷に活気を取り戻す為、
束都京帝大学へやって来た。

これは俺の産まれる前の話だ。
俺の故郷は占星術で栄えていた。
基本的に百発百中だったらしい。
けれどある日を堺に
占星術の命中率が悪くなった。
それ以来、村に人がやってくる事が無くなり
ゆっくりと人口が減っている。
このままでは俺の故郷がなくなってしまう。

今の故郷を支えているのは占星術だ。
命中率は下がっていても
かつての栄光が残り続けている。
だからなんとかして
占星術の命中率を上げるか
占星術の代わりになる方法を見つける。
あくまで応急処置だ。
神秘とやらに依存するやり方だが
今できる延命手段はこれしか無い。
延命した後は神秘に頼らずに復興を目指す、
目的の為の神秘と科学の両立、
その為に実験都市北摩テクノポリスに来たんだ。

実験都市ならそれなりに情報があるはずだ。
俺1人では集めきれない量の
情報がここにはある。

俺の目的は
占星術の補助 又は 代わりになる新たな神秘の獲得による村の延命
そして、神秘による村の延命中に行う神秘に頼らない村再興計画の立案だ。

(三年前の記録)