RECORD
Eno.268 飯屋 彩禍の記録
『忘却の彼方』
―違うそうじゃないああじゃないこうでもないこんな事をいいたいんじゃない
口を開けばああでもない、こうでもない
わたしはわたしはわたしは
なに?
わたしが踊らされているのか?このわたしが?
そんな馬鹿な。
が。
名乗られても己の名を思い出せない。
返そうとして少しばかり硬直する。
神秘の気に充てられすぎたのだろうか。
それとも、自ら取り込もうとした事への罰なのか。
おかしい。こんなんじゃない。
はい、また何処かで―
違う。こうじゃない。
名乗られたら、
名乗られたら私は自分の名を返さないといけないのに。
私は、
わたしは?
だれ?
ここは―
何処だったっけ?
その直後、
足の下から根が伸びる―
やめろ出るな引っ込めこんな時に―
苦しみつつも、どうにか維持する。
だが、最早その維持は限界を迎えつつあった。
いやだ、まだ、まだ……
そんなはずは、
わたしは、
ああ、世界って素晴らしい!!!太陽はこんなにも輝いているのだから!!!ありがとう世界!!!
頭がどうにかなって気が狂いそうだ。
根幹とは遠く離れたこの世界で。
三度、鼓動を響かせるそれは……
口を開けばああでもない、こうでもない
わたしはわたしはわたしは
なに?
わたしが踊らされているのか?このわたしが?
そんな馬鹿な。
が。
名乗られても己の名を思い出せない。
返そうとして少しばかり硬直する。
神秘の気に充てられすぎたのだろうか。
それとも、自ら取り込もうとした事への罰なのか。
おかしい。こんなんじゃない。
はい、また何処かで―
違う。こうじゃない。
名乗られたら、
名乗られたら私は自分の名を返さないといけないのに。
私は、
わたしは?
だれ?
ここは―
何処だったっけ?
その直後、
足の下から根が伸びる―
やめろ出るな引っ込めこんな時に―
苦しみつつも、どうにか維持する。
だが、最早その維持は限界を迎えつつあった。
いやだ、まだ、まだ……
そんなはずは、
わたしは、
ああ、世界って素晴らしい!!!太陽はこんなにも輝いているのだから!!!ありがとう世界!!!
頭がどうにかなって気が狂いそうだ。
根幹とは遠く離れたこの世界で。
三度、鼓動を響かせるそれは……