RECORD

Eno.256 七質 奈菜の記録

余談『記錄札と最初の仕事』

登場人物1『深見 藍歌ふかみ あいか
祓い屋の商いをする若い女。
「破したモノの性質を預かる」という能力をもつ。
暴れ猪というレッテルを貼られたことも。


登場人物2『橿来 翠雨かしぎ すいう
呪符の扱いもできる料理人の鬼婆。
深見を雇った直後から噺が始まる。



「さて、契約を結んだっちゅうわけじゃが、ん~と
 お前さんの能力を考えるとなあ~、国に養ってもらうんがよさそうやなあ。」

「いやいやいや、すっごく高い契約金払ったんだし。
そのまま横流しって何なのさ。
あ~、うん、国に養ってもらうなら万事オッケ~かも!!


「というわけで、北摩市という場所に行ってもらう。
 神秘管理局という組織があるから、そこで働くとええ。
 ただ規約が厳しくてな、名簿登録する際 『その能力』を彼等に説明する必要があろうよ。」

と言うと、翠雨が数枚の札を部屋に貼り、
防音結界の呪言を唱える。


―――――――――――――――<ココカラ>――――――――――――――
















―――――――――――――――<ココマデ>――――――――――――――
札を外して、本題を伝え始め。

「今話した3点は、情報源は今の処わたしにしかない。
呪符の『音を保持する』力を御前さんが預かり解き放つこと能う
その証明の手助けにはなるだろうね。」



お前さんに関する話は、神秘管理局の職員に。
奈菜わが娘に関する2件家系と神秘は、その中でも秘匿権限の高いやつに。
札を壊し、時間をずらして放てばよかろう。

彼等も推察力は十分あるだろうし、それ以上の追及はしない神秘消滅のリスクはとらないからな。

(まじか。割と凄いこと聞いちゃったんだけど?!?!
[秘匿情報]なの、ほんとにヤバ……。)