RECORD

Eno.327 六角 しよりの記録

█月6日

かげが長い。
わたし?わたしは……。しより。

六角……しより。



そろそろ、帰らないと。からすが鳴いてるから。

「███くんも帰らないと……」



あれ?

███くんがいない。
わたしの友達がいない。


辺りが暗い。夜になる。

こわい。

後ろにだれかいる気がする。
こわい。

でも知らない方がもっとこわい。



だれかが、よんでいる気がした。

「~……!」



かくごを決めて、ふりかえる。


ー白く光る、電気が。
赤い何かをうった。

「ーはあ、はあ。よかった……間に合いました」


助かった。
安心したせいか、力がぬけた。


そのまま知らない女の人と手をつないで北摩市ここにやってきた。