RECORD
Eno.67 黒井 瞳の記録
『黒い瞳』
あの告白の後、あたしはずっと公園で泣いてた。
もしかしたら誰かいたのかもしれないけれど、そんなの関係なかった。
ただその場で吐き出したかった。
悲しみと後悔を。
寮に帰った後は何もできなかった。
何もする気力起きなかったし。
汚れた顔はそのままにして。
着替えもせずにベッドに倒れて。
……そのまま眠った。
目覚めると、外は明るくなってた。
スマホを見てみると、もうすぐお昼休みの時間。
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醜い顔をリセットするために、シャワールームに入った。
鑑の向こうの誰かはあたしを見て、笑っていた。
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シャワーを終わらせて、髪を乾かして、制服に着替えて、メイクをする。
いつもと違った、その日限りのルーティーン。
鑑の前に立って、笑顔の練習をして。
何回やっても上手くいかないから、指で無理やり口角を上げて、笑顔を作った。
何度も言い聞かせた。
催眠術みたいに。
あたしが誰なのかを。
大丈夫
きっと今日も
いつも通り過ごせるはず
だって
あたしは
黒井瞳なんだから
もしかしたら誰かいたのかもしれないけれど、そんなの関係なかった。
ただその場で吐き出したかった。
悲しみと後悔を。
寮に帰った後は何もできなかった。
何もする気力起きなかったし。
汚れた顔はそのままにして。
着替えもせずにベッドに倒れて。
……そのまま眠った。
目覚めると、外は明るくなってた。
スマホを見てみると、もうすぐお昼休みの時間。
「シャワー、浴びなきゃ」
醜い顔をリセットするために、シャワールームに入った。
鑑の向こうの誰かはあたしを見て、笑っていた。
「……ひどい顔」
シャワーを終わらせて、髪を乾かして、制服に着替えて、メイクをする。
いつもと違った、その日限りのルーティーン。
鑑の前に立って、笑顔の練習をして。
何回やっても上手くいかないから、指で無理やり口角を上げて、笑顔を作った。
何度も言い聞かせた。
催眠術みたいに。
あたしが誰なのかを。
大丈夫
きっと今日も
いつも通り過ごせるはず
だって
あたしは
黒井瞳なんだから