RECORD

Eno.232 月影誠の記録

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朝は再テストを受けに行った。そんで京とバカ騒ぎした。
ひばりとカナタは補習組。なんか色んな人がわちゃわちゃやってきた。今日って休日だよな?
物凄い勢いで差し入れが積まれていった。労いの山が凄かった。
ずっと思ってたんだけどこのクラス、仲がめちゃくちゃいいし悪ノリも凄い。

あと京は愛妻弁当を作ってもらったり彩葉に弁当を作ってもらったりと、
案外モテるということが判明した。絶対一方通行になるしそいつ最悪だよ、と大声で言いたい。
無害ではあるし、知っても知らなくても問題ないだろうから黙っておくけれども。
あと葛山がUFOを呼ぶために変な踊りをするらしい。なんて???



昼からは風華主催(ネム先輩主催か?)のザリガニパーティに参加した。
というかザリガニ500匹を謙譲した。
さらばザリガニたち。もう二度とこんな数が捕まるんじゃないぞ。

背腸取りを手伝って、後はチャーハンとかザリチリとか、なんか色んな料理が作られたので大変美味しくいただいた。
今回は男子が居た(というか、男子の方が多かった?)からか随分と平和に終わった。
なんなら平和に終わりすぎなんだけど。
どれだけ身構えて行ったと思ってるんだ。
マジで作って解散だけだったんだけど前回も今回を見習えよ。




夕方には『狩り』のために、というよりかは残っているお仕事を片付けに裏世界へ。
調査には怪異が湧くスポットも多くて結構戦った。
ユヅがクロをモフったり、北兎と出会ったり、帰り際に紗耶に助けてもらったり。
やたら知り合いと遭遇した1日だった。

人そっくりな怪異を殺した。
手ごたえをはっきりと覚えている。あの日、おかしくなった日と同じ感触。
高揚感を覚えて、踏みにじる歓びに駆られて。
俺を見下す人間は、こんなにも容易く殺せるのだと。
殺そうと思えば簡単に殺せてしまうのだと、知って。


そんな話を紗耶に話しかけて。
自身の神秘が強まりすぎて、話し終わる前にクロが遮った。
……全部を話さなくて、良かったと思う。
けれど、クラスに人殺しが紛れていると、思われないだろうか。
……未遂、だったけれど。あのとき、確かに俺は。


「―― 父親を、本気で殺そうとしたんだ」