RECORD

Eno.200 確井 政則の記録

自己分析①

「私、もらってばかりで、碓井くんに何か返せたかな……。
碓井くんも……楽しい?」


───僕は元から、自分の知識や技術で人を助ける事を1つの楽しみとしている所がある。
奉仕精神、なんて大層なものではない。これはちょっとした自我エゴだと理解している。


それ故に、君から聞かれたSURFの使い方には真剣に応えた。
加えて、人と関わる機会には積極的に呼びかけたりもしたか。

それを何度か繰り返して…君はSURFをそれなりに使いこなせるようになった。
スタンプを増やす事も、人と連絡先を交換することも出来るようになった。


問題が解決されたことへの安堵と共に、考えることもあった。
恐らく…君はもう、僕抜きでも充実した生活は送れるのだろう、と。


だからこそ…これから、これ以上、君の行動に関わり続けていいものか、と。
別に、『いままでありがとう』といつ言われても、納得は出来たのだ。だからこそ…


「だから前の木漏日庵で…君に『これからもよろしくね』と言って貰えて…嬉しかったんだ」


これからも、君に関わってもいいのだと…僕は安堵したのだろう。


考えたこともなかった問いは、考えて続けていた答えによって返答となった。
課題が提言された今、関わる理由については掘り下げる必要がある。 要検討