RECORD
Eno.137 夢倉 サツキ/ゆめ子の記録
契約
警察を呼ぼうとスマホを握った手が、無意識のうちに止まった。
「あなたは……何なの………?」
『私は~……"悪魔"かな★あなたたちがそう呼んでる。
もっと言うとぉ、"サキュバス"ってやつ?えへへ★』
分からない。分からないことだらけだ。頭がおかしくなりそう。
昼間あの場所に迷い込んでから、私はどうなってしまったんだろう。
『私、気分転換でちょっとこの世界に遊びに来たんだけどさ~、
ここって"表"と"裏"で世界が分かれてて、表だと自由に動けないみたいなんだよねぇ』
サキュバスを名乗ったその女の子は、私の机に手を下ろした。
その手は机の上に触れることなく、すぅっと空気みたいにすり抜けた。
『この通り、私はこっちの世界だと物に触れることもできないの。魔力が下がってるのかしら。
でも何かそれってシャクだからさ、あなたのカラダを貸して欲しいのよ★」
「……はあ?!」
『もちろんタダでとは言わないわ。契約してくれれば、あなたを望み通りの姿にしてあげる★
私のサキュバスの力の一部をね、分けてあげるってコト。いいでしょ?』
「何を突然……そんなこと言われたって、私……」
『あーもう!そこは"ぜひお願いします"って言うところでしょう?
とりあえずお試しでもいいからさっ★』
女の子は突然私に向かって指を向け、何かを呟いた。
……次の瞬間、私は白い煙に包まれて何も見えなくなっていた。
「あなたは……何なの………?」
『私は~……"悪魔"かな★あなたたちがそう呼んでる。
もっと言うとぉ、"サキュバス"ってやつ?えへへ★』
分からない。分からないことだらけだ。頭がおかしくなりそう。
昼間あの場所に迷い込んでから、私はどうなってしまったんだろう。
『私、気分転換でちょっとこの世界に遊びに来たんだけどさ~、
ここって"表"と"裏"で世界が分かれてて、表だと自由に動けないみたいなんだよねぇ』
サキュバスを名乗ったその女の子は、私の机に手を下ろした。
その手は机の上に触れることなく、すぅっと空気みたいにすり抜けた。
『この通り、私はこっちの世界だと物に触れることもできないの。魔力が下がってるのかしら。
でも何かそれってシャクだからさ、あなたのカラダを貸して欲しいのよ★」
「……はあ?!」
『もちろんタダでとは言わないわ。契約してくれれば、あなたを望み通りの姿にしてあげる★
私のサキュバスの力の一部をね、分けてあげるってコト。いいでしょ?』
「何を突然……そんなこと言われたって、私……」
『あーもう!そこは"ぜひお願いします"って言うところでしょう?
とりあえずお試しでもいいからさっ★』
女の子は突然私に向かって指を向け、何かを呟いた。
……次の瞬間、私は白い煙に包まれて何も見えなくなっていた。