RECORD

Eno.394 神崎姉妹の記録

守るだけじゃ足りない

責任を背負うのというのは簡単なことではない。
そう言ったのは私のはずだった。

責任から逃げ続けた奴逃亡者が言う言葉じゃない。

なんであいつは背負うことが出来た?

私が言うあいつ代行者が、本当にあいつだったのかも今ではわからない。

再定義された私は、本当にあいつの考える私か?

あぁ、やはり足りない。

守るだけじゃ足りないんだ。
おまえをもう一度取り戻すには、私が満足するには。

この渇望か執着か、どっちつかずの想いから生まれたのが、これ異装-離想なのか。
手放した異装は世界に解けるように消えていく。
離れる理想を手繰ることは出来るのだろうか?

私が背負ったもの記憶は、おまえの為になれたのだろうか?