RECORD
Eno.251 鳴宮優希の記録
奏翔のことが、好きなんだと自覚した。
僕の手を引いて、僕の背中を撫でてくれて。
僕の“好き”を思い出させてくれた、

意識したら、胸がどきどきする。
いつも隣に居てくれる君。
いつも以上にずっと、特別な存在に見えて。
これまでは、手を繋ぐのが当たり前だったのに。
ちょっと恥ずかしいって、照れくさいって、思うようになった。
君の温もりに触れていると、心臓の音がうるさくなる。
これが、恋、というものなんだろうか。
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君はこういった感情の機微には疎いから、
僕から直接、真っ直ぐに言わなければ、
気付いてはくれないのだろうけれど。
顔赤くしてうつむいてたら、
優しい君のことだ、心配してしまうのかな。
君のせいだよ。
誰かを好きになった時、
どんな顔をしてどんな風に動けば良い?
夏祭りにやりたいことはあるけれど。
それまでの僕は、どうすれば良い?

想いが溢れて、胸が苦しい。
夏祭り、拒絶されたらと思うと、苦しい。
僕の向けるものは、親愛から恋愛に変化した。
だけど、君は…………。
苦しいな。
君も僕のこと、好きでいてくれるかな。
向ける感情の重さは、同じだろうか。
考えたらもっと苦しくなるから、
今はもうこれで、やめにしたの。
まぁ、とりあえず。

この気持ちは、紛れもなく本物だから。
すきだよ。
【10.きっと、これが】
奏翔のことが、好きなんだと自覚した。
僕の手を引いて、僕の背中を撫でてくれて。
僕の“好き”を思い出させてくれた、

「……きみが、すき」
意識したら、胸がどきどきする。
いつも隣に居てくれる君。
いつも以上にずっと、特別な存在に見えて。
これまでは、手を繋ぐのが当たり前だったのに。
ちょっと恥ずかしいって、照れくさいって、思うようになった。
君の温もりに触れていると、心臓の音がうるさくなる。
これが、恋、というものなんだろうか。
──君に会ってから、世界の全てが鮮やかになった。
──君のお陰で、僕は確かに救われた。
君はこういった感情の機微には疎いから、
僕から直接、真っ直ぐに言わなければ、
気付いてはくれないのだろうけれど。
顔赤くしてうつむいてたら、
優しい君のことだ、心配してしまうのかな。
君のせいだよ。
誰かを好きになった時、
どんな顔をしてどんな風に動けば良い?
夏祭りにやりたいことはあるけれど。
それまでの僕は、どうすれば良い?

「…………」
想いが溢れて、胸が苦しい。
夏祭り、拒絶されたらと思うと、苦しい。
僕の向けるものは、親愛から恋愛に変化した。
だけど、君は…………。
苦しいな。
君も僕のこと、好きでいてくれるかな。
向ける感情の重さは、同じだろうか。
考えたらもっと苦しくなるから、
今はもうこれで、やめにしたの。
まぁ、とりあえず。

「……きみが、すき」
この気持ちは、紛れもなく本物だから。
すきだよ。